Nyonta's Sweets Recipe〜その他〜


***  クレームパティシエール(カスタードクリーム)  ***
2011.5.19作成


<材料> ■作りやすい分量■

◆クレームパティシエ―ル◆
  • 牛乳  200cc
  • 砂糖  50g
  • 薄力粉  20g
  • 卵黄  2個
  • バニラビーンズ  3cm


  • ◆クレームディプロマット◆
  • 上記の分量に対して生クリーム80gを加える


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    * 作り方 *



    クレームパティシエ―ル
    1.
    鍋に牛乳とバニラを裂いて入れ、分量内のグラニュー糖から小さじ1程度加えて沸騰直前まで温める。
    2.
    ボールに卵黄とグラニュー糖を入れホイッパーで混ぜ、薄力粉も加えて混ぜる。
    3.
    2に1をまず半量入れホイッパーで混ぜる。
    4.
    残りの牛乳も加えホイッパーでよく混ぜる。
    5.
    茶漉しで漉しながら牛乳を温めた鍋に戻す。この時、茶漉しに残ったバニラのサヤも鍋に戻して一緒に炊くようにする。
    6.
    中火にかけてホイッパーで絶えず混ぜながら炊いていく。
    7.
    徐々に固くなってくる。最初は固い感じで、もったりと重たいクリームだったのが、、
    8.
    トロッと柔らかくなる。必ずこの状態まで炊き上げる事。火を止める。
    9.
    バットに流し入れ、表面にピタッとラップする。氷水の入ったビニールなどを乗せて急速に冷やす。ある程度冷えたら氷水ビニールを乗せたまま冷蔵庫へ移し、中まで完全に冷やす。
    10.
    網とカードを使って裏漉しする。しっかりと火が入って炊き上がったクリームはバットからペロンと綺麗に剥がれます。
    11.
    裏漉しの終わったクリーム。クリームパンなどに使う時はこの状態で使います。
    ミルフィーユやタルトなど、形を保って絞り出したい時、この状態に生クリームを加えてディプロマットにします。ボールで練ってから使うとクリームが柔らかすぎてしまうからです。
    12.
    ボールに移してゴムベラでよく練るとなめらかなクリーム状になります。シュークリームに使う時はこのように練り直してから生クリームを加えると、トロっと柔らかいクリームになります。
    13.
    そのままでナチュラルなクリームもとっても美味しいです。お好みで使い分けてみて下さい。



    クレームディプロマット
    1.
    ディプロマットにする時、生クリームは固めに泡立てます。大体パティシエ―ルに対して3割位の分量を入れるのが好みです。
    2.
    パティシエ―ルに混ぜる際は、完全に混ざり切る手前で混ぜ終了です。絞り袋に入れて絞り出したら完全に混ざった状態で出てきます。



    Point&Memo

  • 炊く際は必ずトロッとツヤが出てくるまで加熱する事。粉が糊化した後も加熱を続けるとデンプン粒が破壊され、なめらかなクリーム状になります。
  • 出来たクリームをそのまま冷蔵庫に入れるとゆっくり冷えて菌が繁殖しやすいので急速に冷やす事。
  • 裏ごした後は使用用途によって練り直すようにする。


  • 一言メモ
    基本中の基本のカスタードクリーム。クレームパティシエールはその名の通り「パティシエのクリーム」 これをマスターすれば色々なお菓子に応用出来ます。丁寧に作れば必ず美味しいクリームが出来ますよ。

    お菓子材料や道具類は cottaさん・富澤商店さん・馬嶋屋菓子道具店さん・ 浅井商店さん などで購入しています。




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